【脇の下の前鋸筋】肩こり・巻き肩・腰痛との関係性
前鋸筋をご存じですか?
脇の下にある筋肉で、触るとけっこう痛い筋肉です。
この前鋸筋は、けっこう影響を与える重要な筋肉です。
今日は前鋸筋についてです。
前鋸筋とは
前鋸筋とは、名前の通りギザギザの形をしていて、
肋骨の外側から脇の下を通り、肩甲骨の内側に付く筋肉です。
この筋肉は肩甲骨を固定して安定させていて、
腕を上に上げたり、前に伸ばす動作の他に、
呼吸のサポートや姿勢を保持する役割があります。
前鋸筋の役割
肩甲骨の動きと安定
前鋸筋の一番の役割は、肩甲骨をスムーズに動かしたり、
正しい位置に安定させる働きです。
前鋸筋は、腕を前に伸ばしたり、挙げたりする動作の時に
肩甲骨を前外方に動かしたり回転させる役割をしています。
また肩甲骨を肋骨に密着させ安定させています。
呼吸のサポート
前鋸筋は、呼吸時に肋骨を動かして胸郭を広げる役割があり、
呼吸の補助をしています。
前鋸筋が硬くなったり働きが低下すると、肋骨の動きに影響が出て、
呼吸が浅くなったり、息苦しく感じたりすることがあります。
姿勢の保持
前鋸筋が機能することで、肩甲骨を安定させることで、
上半身もの安定性も保ち姿勢を維持させます。
前鋸筋が硬くなったり機能不全になると、肩甲骨が外側に引っ張られて、
巻き肩や猫背姿勢になりやすくなります。
前鋸筋が硬くなる原因
前鋸筋が硬くなる主な原因としては、デスクワークやスマホの長時間使用時の
猫背・巻き肩の不良姿勢によって前鋸筋が硬くなります。
デスクワークやスマホ使用時は、腕を前に出して、うつむいた姿勢になります。
前鋸筋は収縮し肩甲骨を前方に引っ張った状態で長時間固定される為、
疲労してしまい硬くなってきます。
前鋸筋が硬いとどうなる?
肩こり・首の不調との関係
前鋸筋が硬くなると、首から肩甲骨の内側にかけて
肩こりになる可能性があります。
前鋸筋は、肩甲骨の内側にある拮抗筋の菱形筋や肩甲挙筋、
協力筋である小胸筋にも影響を及ぼします。
前鋸筋と菱形筋・肩甲挙筋は互いに引っ張り合っています。
前鋸筋が硬くなり肩甲骨が前外方に引っ張られると、
菱形筋と肩甲挙筋は伸張されてしまい、肩こりの原因や
首や胸椎の動きが悪くなったりします。
逆に肩甲挙筋や菱形筋が硬くなると、前鋸筋が働きにくくなります。
巻き肩・猫背・ストレートネックとの関係
前鋸筋が硬くなったり、機能不全になると
本来前鋸筋が担う動きを、小胸筋が代わりにカバーします。
小胸筋が過剰に働き、疲労して硬くなってくると、
肩は前方に引っ張られ、肩甲骨は外側に引っ張られてしまい、
猫背や巻き肩の姿勢になりやすく、ストレートネックを誘発します。
腰痛との関係
前鋸筋は背筋群や腰部の筋肉とも筋膜によって繋がりがあります。
前鋸筋が機能低下を起こすと、
それを補うために背中や腰の筋肉が過剰に働くようになります。
その結果、腰部の筋肉が常に緊張した状態となり、
慢性的な腰痛を引き起こす原因となることがあります。
まとめ
前鋸筋が硬くなると、菱形筋や肩甲挙筋に影響を与え、
肩甲骨の動きが悪くなり、腕があげにくい、肩がこる、呼吸が浅くなる
などの症状から、猫背や巻き肩・ストレートネックなどの姿勢の悪化や
腰痛を引き起こすなど様々な影響を及ぼします。
首・肩こりが辛い。。。
腕が挙げにくい。。。
猫背や巻き肩が気になる。。。
呼吸が浅い。。。
この様な症状でお困りの場合、前鋸筋が影響している場合もありますよ!
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